プチ哲学カフェ
- 教教 わくわく倶楽部
- 2021年12月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年12月11日
今年も残すところ3週間ほどとなりました。 寒さも日に日に厳しくなってきてますね。
そしてみかんも日に日に美味しくなってきてます。
そしておでんも… 今日の午前中、教育棟のある部屋で勉強会を開催していました。 大学での学びの機会には、単位化された講義や演習、研究室でのゼミに加えて、
自主的かつ非公式に開催される「勉強会」や「読書会」があります。
むしろ「学問の自由」の精神に則れば、
「勉強会」や「読書会」の方が重要な学びの機会なのかもしれません。
大学にはこのような会があふれています。
今日のテーマは「新カント主義と文化主義」でした。
2人で共通の論文を読んで議論しましたが、
・複雑な思想的系譜
・ドイツ哲学からの受容関係
・名だたる哲学者の登場 により、当時の状況を整理するだけで頭がいっぱいいっぱいでした。
結果として出来上がったのが下の写真のホワイトボードですが…
まだまだ作成途中で、続きは後日へ、となってしまいました。(復習頑張ります!)

まだまだ勉強途中ですが、
ドイツの文献を手がかりに教育学研究をしている2人にとっては、
「なるほど!」となる場面が多々ありました。
哲学と教育学の関係や、日本の哲学に与えたドイツの認識論の位相など、
魅力的なテーマが湧き上がる会でした!次回も楽しみです。
(ちなみに一番盛り上がったのは「森戸事件」です。広島大学とも縁深い森戸辰男氏の経歴と業績には知らなかったことも多く、とても勉強になりました。)
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