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教教わくわく倶楽部

新入生歓迎オリエンテーションーディベート大会を開催しました。

4月24日、教教1年生と2年生がオリエンテーションを市内の広島YMCA国際文化センターにて開催しました。毎年恒例となる本オリエンテーションは、大学におけるアカデミックな思考とともに、特に教育学的問題と思考を深める機会とすることを趣旨に、2年生のサポートのもと開催されました。


会場の様子(画面はチューター七木田先生)

お題は次の3つで、6班が3つのタッグになり、それぞれ一つのテーマを持ち肯定側と否定側に分かれて行われました。


1.「子どもの利益」のために親が懲戒権を行使することは妥当か

2.格差是正のために国立大学入試においてアファーマティブ・アクションを行ってよいか

3.SDGs等の地球規模での課題解決が叫ばれているが、問題解決能力を育むために文理選択を廃止すべきであるか.




懲戒権の行使が憲法や判例の中でどれほど許されているのか、アファーマティブ・アクションは具体的にどの国でどのように実施され議論がなされているのか、最新の教育改革の中で文理融合の在り方がどのように議論されているのか、とこれらの問題をめぐる世界と日本の知見をかき集め議論が展開されました。教教での大学一年生最初の2週間は、新しい友達との学術的な思考と教育学的な論点の学びに捧げられます。




ただ単に調べて自分の主張を立てるだけでなく、お互いの意見のずれや相手側の論理の矛盾を見つめながら反駁や質疑を積み重ね、議論を発展させることにも力を注ぎました。



食事後のディスカッションでは、お互いの議論の作法をリフレクションしました。その中でこれら3つのテーマに関する議論の延長戦が繰り広げられました。先生方も参加する白熱した議論になりました。


これからの大学での学びは正解のない問いだらけ、調べたことをもとに自分の意見を立てていくことの大切さを確認し、お互いの健闘をたたえあって盛会にて終了しました。


午後からは市内散策、ディベート班のみんなでのはじめて(?)の遊びです。おいしいジェラート屋さんができたのだとか。春の陽気に包まれた最高の散歩日和でした。


帰りのバスにて このあとみんなぐっすり


いい天気に恵まれて、わくわくの一日になりました。


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