博士論文合同研究計画審査会を開催しました
- 教教 わくわく倶楽部
- 2022年6月10日
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2022年6月10日、教育学部第一会議室にて、博士論文合同研究計画審査会を開催しました。一日目の今日は、幼児教育学研究室の三吉さんと、教育哲学研究室の坂本さんが発表しました。オンラインを活用して行いました。
博士論文は長い長い道のりです。博士課程後期(ドクター)に入ってからは授業はあまりなく、院生は共同研究や研究室運営、教員の授業補助(ティーチング・アシスタント)などをしながら、自身の個人研究テーマに関する調査をしていきます。国内外の研究学会に研究成果を発表(論文執筆)し、自身の研究成果が学術界の中でどのような問題を提起できるかについて磨きをかけていきます。指導教員との相談で問題設定と調査分析の結果がまとまりだしたころ、博士論文の審査が始まり、博士論文を執筆し始めます。道のりはそれぞれ。
今回の研究計画審査会は、今後の博士論文執筆本審査の一歩手前で、どんな問題意識や研究内容なのかについて発表をする会です。副指導教員の先生方からの批判的で厳しい質問やコメントを受けて、ディフェンスをしたり、本審査に向けて博士論文の構想を練り直したりします。
指導教員の先生方からは、概念のあいまいさ、解釈の妥当性、章構成の適切さ、そしてなによりも問題設定やタイトルなどに質問とコメントが寄せられました。
研究室の後輩も応援に来ています。博士課程前期(マスター)の院生は、研究者の道の入門期、「ぜんぜんわからない・・・」と頭を抱えつつ、将来同じステージに立てることを夢見ながら勉強をしに来ています。博士課程後期の一年生は、「あぁ、来年できるかな」と心境穏やかではなかったかもしれません(笑)。
批判的コメントも糧に自らの考えに磨きをかける。博士課程の道のりは平たんではないですし、今は一番大変なところかもしれない。ですが研究対象との深い対話で、ぞくぞくするような新しい知見が生まれてきそうな会でした。発表者の皆様お疲れ様です!まずはゆっくり休んでください!
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