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いざ、ドイツへ!―5月11日更新 ドイツ研究旅行録(随時更新)

  • 教教 わくわく倶楽部
  • 2022年4月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年5月11日


みなさんこんにちは!

新年度も始まってそろそろ1ヶ月が経ちますが、

新年度の生活には慣れましたか?

西条はとても暖かくなり、春の訪れを感じることができる気候になりましたね。

この時期は季節の変わり目で体調も崩しやすくなるので、

着ていく服に間違えないように注意しましょう。


さてさて本日は教育方法学研究室の院生が何やら大荷物をもっていました。

みなさんどこに旅立つのでしょうか…


キャリーケースがパンパンですね…

とても大きなキャリーケースを引いてます



みなさんの行き先はドイツだそうです。

教育方法学研究室ではライプツィヒ大学の一般教授学研究室と継続的に共同研究に取り組んでいます。

今回は共同研究プロジェクトの一環としてライプツィヒ大学に訪問し、

授業研究に関する議論と研究交流を行うことが目的のようです。


COVID-19の影響で国際的な研究交流・調査がなかなか難しかった時期もありましたが、

こうして少しずつ渡航が実現できるようになったのは嬉しいことですね。



少しの間研究室は寂しくなりますが、

現地でしか体感できないことをたくさん経験して帰ってきてくれるのが今からとても楽しみです!

Gute Reise!!



 

ドイツ組です!ドイツに着きました




ミュンヘン市内で活気ある街を観光した後、ライプツィヒへ。花が満開の季節です。


ライプツィヒには学校博物館が。1900年頃の学校の教室や教材、暮らしぶりが展示されていました。

部屋の一つは処罰室!?日本の学校にもあったかなぁ、、(アメリカには今も実は警察の駐在室などがあったりします)


部屋には教卓や掲示用のスクリーンが。ここに動物のイラストなどを掲示して勉強するんですね。今はこれが画面になっただけですね。教室というのは、モノの質はよくなっても、構造は全くと行っていいほどかわっていませんね。(みやもと)



 


研究交流の合間にふらっと立ち寄った街の古本屋さん。

ドイツ語圏の研究している私にとっては宝の山。思わずお金も気にせず購入してしまいました。街の本屋さんでは絵本も購入。日本と違う絵柄やサイズ感、内容とラインナップを眺めるだけでも数時間過ぎてしまうほどでした。


ライプツィヒ大学図書館Albertina入口


そしてライプツィヒ大学図書館にもぶらり。

あの教授の博論が!あの欲しかった文献が!などと中身も当然興奮でしたが、驚くべきはその出立ち。荘厳かつ圧巻でした。

大学という存在そのもの、そして積み上げてきた歴史と知が文化としてその街に根付いていることを実感しました。(かねはら)


ライプツィヒ大学図書館Albertina



 

ライプツィヒ滞在五日目、ライプツィヒ大学の教職科目の演習Unterrichtsforschung in Deutschland und Japan(ドイツと日本における授業研究)に参加しました。この授業は、第2学年にあたる学生が多く受講しており、国際比較に関心を持って受講する学生もいるとのことでした。 前半は日本の学校制度の展開について「個別化と集団化」を視点に講義がなされ、後半は私たち広島大学の院生を交えたクエスチョンタイムを設けていただきました。


 後半のクエスチョンタイムでは、私は5人の学生グループに入ってお話をしたのですが、日本の子どもたちは放課後何をしているのか、外国籍の子どもは学校でどのように過ごしているのか、学校段階が上がると交友関係は変わるのか(連続しないのか)、という質問を受けました。総じて、授業時間外の子どもの生活基盤は、学校or家庭or地域 どこにあるのかという点に関心があるようでした。これには、ドイツでは、学校教育と学校外教育の役割分担の意識が強い(c.f.「半日学校」)とされることも関わっているのかな…などと思いをめぐらせながら、積極的な学生たちの議論に置いて行かれないようにとにかく必死でした!


同年代の教育学を学ぶ学生と交流でき、貴重な時間となりました。(さわだももか)


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