【教職P】学外プラクティカム(岡山理科大学)を実施しました
- 教教 わくわく倶楽部
- 2023年5月24日
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太田淳平さん(日本西洋教育史研究室)が岡山理科大学にて学外プラクティカムを実施しました。
岡山理科大学では、恐竜に関する研究が行われています(太田さんをがぶり)

今回は学部1年生を対象とした、教職観の歴史的変遷に関する授業でした。
講義室の後ろまでよく届く声で授業が始まり、
冒頭で「優れた教師、理想の教師はどんな人か」という問いかけがなされました。

学生の意見交流の時間をとりながら、講義室の前後横を歩き回って机間指導。
イギリスの「デイムスクール」、日本の初代文部大臣 森有礼の言葉、植民地の教師の手記…といった史料を手がかりに、様々な教師像を紐解いていきました。


太田さんの研究にかかわる、19世紀のアフリカ ナイジェリアの植民地の教師たちについての内容も盛り込まれ、研究者かつ教育者としての太田さんの姿を感じました。
社会形態や国・地域の違いによって、様々な教師像や教職観がみられ、学生が持っていた教育経験や教師像を問いなおす機会になったのではないかと思います。

授業の後に行った事後検討会では、授業目標の達成度、学生同士の意見交流の場面ではどのようなはたらきかけがありえたか、「学生の声をきく」とはどういうことか、といった点で議論がなされました。
私は今回初めて学外プラクティカムの観察をしたのですが、授業後の太田さんの「楽しかったです」という言葉とわくわくした表情がとても印象に残りました。
自分の研究を進めることと同時に、「伝えたいこと」「教えたいこと」を磨いていきたいと思いました。

太田さんお疲れ様でした! (さわだ)
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