top of page
top_bnr01.png

LABORATORY

教育社会学研究室
   (尾川 研究室)

研究室プロフィール

研究室の学問領域:教育社会学

担当教員:尾川 満宏 准教授

関連URL

Q.

どのような研究ができますか?

A.

 教育に関わる現象を、社会学という手法によって読み解こうとする学問領域です。テーマは学校だけでなく、家族、職業、教育問題(いじめや不登校、少年犯罪など)、文化、歴史、経済、ジェンダー…など非常に幅広く扱っています。当研究室の特徴は、学部生も各学年で「共同研究」を行っていることです。その中で、調査の計画・実施や実際の論文の書き方など、卒業研究を作成する上での基礎的なスキルを習得することができます。

Q.

担当教員のプロフィール(業績、研究分野など)を簡単にご紹介ください。

A.

■尾川先生の研究関心は以下の通りです。

①地方都市における若者の「学校から職業への移行」に関する研究

②「大人になる」ことの社会学的・地理学的な研究

 

■また、尾川先生の最近の主な論文等は以下の通りです。

・尾川満宏(2020)「社会的投資戦略としてのキャリア教育は可能か?―『権利論的キャリ

 ア教育論』を手がかりに―」『社会政策』12(1)、pp.42–54。

・尾川満宏(2019)「工業系女子とはだれか?―政策・業界動向と工業教育・職業選択をめ

 ぐる女性の経験―」『愛媛大学教育学部紀要』66、pp.1-8。

・尾川満宏(2019)「記述されにくい働き方・生き方を記述する―若者の仕事と生活をめぐ

 るインタビュー,エスノグラフィー」『日本労働研究雑誌』61(4)、pp. 69–74。

・尾川満宏(2018)「若者の移行経験にみるローカリティ―仕事, 家族, 地元のリアリティ

 をめぐる社会=空間的アプローチの可能性―」『教育社会学研究』102、pp.57-77。

・尾川満宏(2017)「児童労働の排除から権利論的キャリア教育論へ-人権・権利の視点でひも

 とくトランジション問題-」『子ども社会研究』23、pp.69-85。

【その他の研究業績は、広島大学研究者総覧やGoogle等で検索してみてください。】

 

■尾川先生からのメッセージ

 子ども・若者の進路形成やキャリア形成、それらを含めた「学校から社会への移行」(トランジション)に着目し、学校内外で調査をしてきました。そこから浮かび上がる現代社会の姿、社会変容の複雑さ、若者が直面している社会問題のリアリティを明らかにしたいと考えています。最近「工業系女子」の研究をはじめました。

Q.

どのようにして特研(ゼミ)を実施していますか。

A.

文献閲読の発表や、卒業研究の進捗状況等の報告をします。その際、学生同士で質疑応答をしたり、アドバイスをし合ったりして進めています。

Q.

発表頻度を教えてください。

A.

月2回程度です。

Q.

研究室の学生の主な進路についてお答えください。

A.

 学部卒業後は、大学院、教員、公務員、一般企業など、幅広く活躍されています。また、大学院進学後も、教員・公務員・一般企業・博士課程後期進学など様々な進路があります。学部に限らず、大学院に行ってもなお、個人の特性に合わせて、多様な進路を考えることができます。

Q.

研究室で実施するイベントを教えてください。(コロナ禍に限らず、以前から実施してきたイベントも含みます。)

A.

4月 お花見

5月 新ゼミ生歓迎会

7月 スポーツ観戦(サッカーや野球)

8月 ゼミ合宿(読書会や共同研究)

10月 日本教育社会学会

11月 中国四国教育学会

12月 学部3年生卒論構想発表会、忘年会、実習終わりBBQ

2月  学部4年生卒論発表会、ゼミ卒業旅行(追いコン)

※月に一回、社会人の院生を交えて特研を行っています(大学院生中心)。

Q.

「こんな人にオススメ!」などのアピールポイントを!

A.

 教育にかかわる幅広い事象・現象について、社会の歴史や現状とセットで考えたい人。また、「このようなテーマは研究になるのかどうか…?」と自問している人。

bottom of page